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植物・天然成分辞典

マカダミアナッツ 〈健康に美容に、注目のナッツ〉

マカダミアナッツ 〈健康に美容に、注目のナッツ〉

食べてよし、塗ってよし。栄養たっぷりのオイルが大活躍!

ヤマモガシ科の常緑樹。原産地はオーストラリアで、1857年に東海岸の亜熱帯林で発見されました。緑色の外皮の中に茶色く堅い殻があり、さらにその中に直径2㎝ほどのナッツが詰まっており、先住民族アボリジニにも好んで食されていました。

1880年代にはハワイに持ち込まれ、やがて両産地で商業栽培が始まりました。やせた土地でもよく育ち、1本の成木からは殻つきで年間20㎏前後のナッツが収穫できます。

ハワイでは、チョコレート加工用としての輸出が盛んで、原料用としてはオーストラリアが主産地として知られており、現在、世界の2大産地となっています。

マカダミアナッツは、オリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸を50%、一般の植物油にはほとんど含まれず、脳卒中や心臓病などの予防によいと言われるパルミトレイン酸を20%ほど含みます。

また、他の植物オイル同様、コレステロールを含まないだけでなく、血中総コレステロールと悪玉コレステロールを下げると考えられる植物ステロールも含まれており、健康によい食品として注目されています。

酸化しにくいのが特徴で、食用はもちろんのこと、スキンケア用としても広く利用されています。

人への利用

ローストしてそのまま、塩などで味付けして、チョコレートや焼き菓子の材料、ペーストや調理油など、食用に加工・利用されています。

オレイン酸やパルミトレイン酸などの不飽和脂肪酸を80%以上含み、人の皮脂と類似した組成をしており、浸透性が高く刺激も少ないので、マッサージオイルとしてもよく使われています。また、肌の軟化作用や保湿作用が高いことから、乾燥肌や老化肌のスキンケア用品にも配合されています。

犬への利用

ボディミストなどに配合すれば、肌トラブルの原因となる乾燥肌を防ぐ効果が期待できます。また、皮膚軟化作用や保湿作用があるので、ローションやクリームに配合して、肉球やヒジなどの堅いひび割れなどに塗布するのもオススメです。

ナッツ類全般に当てはまりますが、マカダミアナッツは食中毒を起こしやすいので、犬は食用にはしません。

注意事項

・子ども、妊婦、授乳中、高齢者、敏感肌の方、重疾患をお持ちの方、動物(とくに猫)へのエッセンシャルオイルの使用は、注意が必要な場合があります。専門書や専門家、医師のアドバイスを参考にしてください
・食中毒を起こすことがあるので、犬が口にしないよう注意してください

参考文献・サイト

・ウィキペディア「マカダミア
・日本ナッツ協会「マカダミアナッツ」
・マカデミアナッツプラザ

   

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