ラベンダー〈やさしく頼もしい万能薬〉

アロマテラピーの代表選手ラベンダー

地中海沿岸の原産で、世界中で栽培されています。アロマテラピーの代表的なエッセンシャルオイルとして、また観賞用、ハーブクラフト作りの材料、ハーブティーの原料としてなど、たいへん利用範囲の高い植物です。とくにエッセンシャルオイルは万能薬として重宝されています。

ラベンダーにはさまざまな品種がありますが、リラックス効果が高いことで人気のエッセンシャルオイルは、酢酸リナリルという成分を多く含むイングリッシュラベンダー種から採取します。これは観賞用としてもポピュラーな品種で、痛みや抗菌、スキンケアなどにも有効です。

呼吸器系の症状緩和や傷癒、防虫にはカンファーを多く含むスパイクラベンダー種やフレンチラベンダー種などがより効果的です。

葉と花穂を水蒸気蒸留することで、アロマテラピーで使用されるエッセンシャルオイル(精油)を採取します。

人への利用

イングリッシュラベンダーは、香りを嗅ぐことで、リラックスや安眠効果が得られます。また肌への刺激が極めて少ないため、赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使うことができます。その他の品種も含め、吸入や塗布により呼吸器系のつらい症状を軽減したり、患部に塗布して痛みをやわらげたり、やけどや傷、手荒れなどを癒すのにも有効です。

犬への利用

イングリッシュラベンダーは、緊張状態や興奮状態にあるときに、落ち着かせてくれたり、患部に塗布することで、関節炎や疼痛などの症状をやわらげてくれます。また脂漏症や湿疹、アレルギーなどの皮膚トラブルのケアにも効果が高く、痛みやかゆみを軽減したり、かぶれや赤みを抑えるのに役立ちます。肉球のケアや虫よけには、とくにスパイクラベンダーが有効とされています。

注意事項

・子ども、妊婦、授乳中、高齢者、敏感肌の方、重疾患をお持ちの方、動物(とくに猫)へのエッセンシャルオイルの使用は、注意が必要な場合があります。専門書や専門家、医師のアドバイスを参考にしてください

参考文献・サイト

・ペットのためのハーブ大百科

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