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保水力15倍!?「天然ヒト型セラミド」の効果と他種類の違い

保水力15倍!?「天然ヒト型セラミド」の効果と他種類の違い

セラミドとは、誰の肌にもある必須成分で表皮の角質層の中にある「保湿因子」のひとつです。セラミドが満たされると潤いに満ちた若々しく瑞々しい肌の印象を与えます。

肌の水分を守って保ち、感想を寄せ付けない肌を育むには「セラミド」がかかせません。

「天然ヒト型セラミド」は人のセラミドとほぼ同じ分子構造のセラミド

「天然ヒト型セラミド」とは、㈱ジェヌインR&Dが世界で初めて発見・素材化に成功し特許を取得した、醸造発酵粕から精製したセラミドです。 天然ヒト型セラミドは自然物を由来として人のセラミドとほぼ同じ分子構造で作られ、純度が90%。角質層のセラミド本来の働きをサポートすることで、肌バリア機能をバックアップします。

保水力・バリア機能改善効果が天然植物セラミドの15倍

「天然ヒト型セラミド」の保水力・バリア機能改善効果は合成ヒト型セラミドの3倍、天然植物セラミドの15倍。

肌の高いバリア機能を発揮する長鎖型セラミド成分が多く含んでいます

セラミドはスフィンゴシンと脂肪酸からなり、この脂肪酸炭素の数が多いものを長鎖型と言います。肌バリアに重要な役割をしているのがこの長鎖型のセラミドで、C20以上の脂肪酸です。 天然ヒト型セラミドは、高いバリア機能を発揮する長鎖脂肪酸結合型が多く、長鎖型(C-24)を含む25種類をカバーしています。

天然セラミド、ヒト型セラミド、天然ヒト型セラミドの3種類の違い

現在、食品や化粧品に使われるセラミドには、3種類あります。

天然セラミドの成分と効果

コーンやコンニャクなどを由来としたグルコシルセラミド。人の正常な角質層にはグルコシルセラミド(セレブロシド)はほとんど含まれないため、保湿効果はありますが、外用剤によるバリア機能改善効果はほとんどないと言われています。

ヒト型セラミド(天然型)の成分と効果

天然セラミドと異なり「ヒト型」であるので、外用剤としてのバリア機能改善効果は認められています。しかし、その分子種はC18脂肪酸結合型のみであり、セラミド自体のバリア機能改善効果の低さや構成分子種の単純さにより、その効果は限定的です。

天然ヒト型セラミドの成分と効果

醸造発酵粕から精製した世界初のヒト角質層に存在する「ヒト型」のフリーセラミド。分子種が長鎖のC24脂肪酸結合型が多く、バリア機能改善効果が高いセラミドです。

天然ヒト型セラミドの効果によるアトピー性皮膚炎改善例

アトピー性皮膚炎の肌では、鎖長の短いC34セラミドが増加しています。そこで、分子種が長鎖のC24脂肪酸結合型の天然ヒト型セラミドを塗布したところ、合成セラミドよりもバリア機能改善効果が高く、塗布4週目に優位に改善したことが実証されました。

※被験者11名(顔面右:セラミド入り、顔面左セラミド無し)

<引用元>
㈱ジェヌインR&D開発資料